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イラストに注釈を入れるのは面倒ですよね
イラストや画像へ注釈(キャプションなど)を記載するのはDTP業界ではよくある光景です。
作業としては、
- テキスト枠を1つ作成する。
- テキスト枠をコピーして複製し、それぞれに新規テキストを入れる。
- その際のテキスト量によって、テキスト枠の大きさを調整します。
この中で作業効率を考えるなら、一番めんどうな作業はやはり手順3でしょうか。
テキスト枠を調整する方法
テキスト枠の調整時に自分が行っている方法を書いていこうと思います。
テキスト枠を手動調整
実に普通な方法ですが、基本操作なので覚えておきましょう。
- テキスト枠にあるハンドルをつかんで、大きさを調整する。
普通ですとこれですね。次に行きます。
テキスト枠を選択しコマンド入力する(Windowsのみ)
これはWindows限定ですが、なれるとけっこう楽です。
- テキスト枠を右クリックし、右クリックメニューを表示した状態で、fキーを2回入力する。
説明しますと、右クリックメニューを開き、「オブジェクトサイズの調整(f)」→「フレームを内容に合わせる(f)」を選択しています。
テキスト枠のハンドルをダブルクリック
これを見つけた時には、すごく喜びました。操作自体はさきほどと似ていますけどダブルクリックするだけです。
- テキスト枠にあるハンドルをダブルクリックし、大きさを調整する。
ちなみに、角のハンドルと、面のハンドルでは挙動が違いますので、以下で説明していきます。
角のハンドルをダブルクリックした場合
上の画面で説明しているのは右下のハンドルですので、右下ハンドル(というか角のハンドル)の場合には、
- 「たて・よこ」両方を一度に調整される。
- ハンドルの位置で基準点(動かない点の位置)が変わります。
上の画面は、右下をダブルクリックしてますので、左上の位置は変わらずにテキスト枠の大きさが変わります。
やってみるとわかるのですが、たまにうまくいきません。
微調整が少しだけ必要です。
面(線上)にあるハンドルをダブルクリックした場合
角ハンドルではない、上下左右にあるハンドルのことです。
この場合には、天地サイズのみ、または左右サイズのみを調整されます。
自分はいつもこちらを使って作業していますね、今でも。
- テキスト枠の横幅を、適当な大きさになるまでドラッグし幅を整える。
- 天地サイズをダブルクリックで自動調整する。
こんな感じで作業しています。
テキストフレーム設定でテキスト枠の調整を自動化する
テキストフレーム設定で自動サイズ調整することも出来ます。
使い方によっては、テキストの入れ替え時に楽になるけど、やりすぎると予想を上回る挙動をするため、ご注意ください。
- テキスト枠を右クリックし、右クリックメニューから「テキストフレーム設定」を選択し、「自動サイズ調整」タブを開く
こちらもおすすめは、高さのみ・幅のみが良いと思います。
高さと幅に指定してしまうと、挙動が読めませんよ。
まとめ
基本的には、以下の4パターン
- テキスト枠を手動で調整する。
- テキスト枠をコマンド入力で自動調整:右クリックメニュー、f、f(Windowsのみ)
- テキスト枠のハンドルをダブルクリックする。
- テキストフレーム設定で自動化する:右クリックメニューのテキストフレーム設定から自動サイズ調整タブ
です。