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ショートカットの基礎知識
普通はメニューやツールを選ぶ時は、マウスで選択しますが、なれてくると面倒ですよね。
それで作業を短縮するために、ショートカットを使い作業効率します。
作業効率するにはショートカットが不可欠ですので覚えていきましょう。
ショートカットは、キーボードで入力するコマンドです。
使用頻度が高いものは、ほとんどがキーボードの左側を中心に、すでに割り振られています。
上のメニューですと、ペースト(Ctrl+V、または、command+V)ですね。
こういったショートカットはMacやWINDOWSが出来たときからありまして、
以下にまとめてみました。
メニューから呼び出すショートカット
ショートカット | 処理名 | |
---|---|---|
Ctrlまたはcommand+Q | 終了 | アプリケーションを終了します。 |
Ctrlまたはcommand+W | 閉じる | 開いているドキュメントやフォルダーを閉じます。 |
Ctrlまたはcommand+A | 全て選択 | 全て選択します。 |
Ctrlまたはcommand+S | 保存 | 開いているドキュメントを保存します。 |
Ctrlまたはcommand+Z | 取り消し | 一つ前の処理を取り消して元に戻します。 |
Ctrlまたはcommand+X | カット | 選択したものをカットします。 |
Ctrlまたはcommand+C | コピー | 選択したものをコピーします。 |
Ctrlまたはcommand+V | ペースト | カットやコピーしたものをペースト(貼り付け)します。 |
Ctrlまたはcommand+N | 新規作成 | ドキュメントを新規作成します。 |
Ctrlまたはcommand+P | 印刷 | 印刷します。 |
ほとんどがキーボードの左側に集中しているのがわかると思います。
右手はマウス握っているため、左手はショートカットを入力する。
という作業スタイルだと言うことです。
上の表はメニューから呼び出すタイプで、どのアプリケーションでもほぼ同じショートカットが使用できます。
呼び出しキーについて
呼び出しキーとは上の表では、Ctrlボタンまたはcommandボタンを使いましたが、以下のボタンを使うパターンもありますので覚えておきましょう。
WINの場合: | Macの場合: |
Ctrl | command |
Shift | shift |
Alt | option |
これらのボタンを押しながら、アルファベットのキーを押します。
呼び出しキーを押さないショートカット
Ctrlまたはcommandボタンなどを押さないショートカット。
というものもあります。
この場合には注意することがあります。
「IMEは英数(アルファベット入力)に限定される」
です。
「IME(アイ・エム・イー:Input Method Editor)は、日本語入力ソフトとも言いまして、
- WINの場合:キーボードの左上の方にある「半角/全角」キー
- Macの場合:スペースの左右にある「英数」・「かな」キー
で、日本語入力、アルファベット入力を切り替えるアプリケーションのことです。
呼び出しキーを押さないショートカットでは、「A」キーを押したつもりが、日本語入力になっており、「あ」という文字が出てくることがありますので注意しましょう。
自分は入力切替せず日本語入力のまま、「あ」「あ」「あ」「あ」「あ」と間違っていることに気づかないことが、一日になんどもあったりします。。。
なので、ご注意ください。
順番に押していくコマンド(Windowsのみ)
Windowsの場合はもう一つ、Altキーから始まるコマンド入力があります。
これはMacがGUIベースのOSで始まったのに対し、WindowsはCUIから始まった事に由来します。
- GUI(グラフィックユーザーインターフェース:Graphical User Interface)マウスを使った操作ができるOS
- CUI(キャラクターユーザーインターフェース:Character User Interface)マウスのない時代に、キーボード操作ができるOS
GUIは現在のWindowsやMacなどで主流なマウスを使った操作を基本として設計されたのですが、マウスがない時代にはCUIが主流でした。
このCUIの時の流れが今でも残っているのがWindowsやUNIXなどのOSです。
このコマンドも便利なので使ってみましょう。
終了する:Alt → F → X
Altキーを押して離し、Fキーを押して離し、Xキーを押して離します。
押して貰えるとわかるのですが、上記ではメニューを操作しています。
今までのショートカットと違うのは、ショートカットが「呼び出しキーを押しながらアルファベットのキーを入力」なのに対して、コマンドは「順番に入力している」ところです。
またこれは、以下の点が良いところですね。
- ゆっくり入力しても反応する
- 途中でキーボードの十字キーで作業できる
- メニューだけでなくダイアログでもアルファベットが振られていれば操作が可能
Macにもほしいですね。。つけてください。Appleさん。
まとめ
呼び出しキーを押しながらアルファベット入力するショートカット
呼び出しキー不要のショートカット(IMEはアルファベット入力時のみ)
Windows限定のコマンド入力
があります。
注意点としては、呼び出しキー不要のショートカットは、IMEを英文入力にしないと入力できないことです。。
なれてくると本当に使えます! ぜひ覚えましょう。